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このページでは、介護ソフト大手5社のシェアの比較をランキング形式でご紹介します。2023年4月にカイポケがワイズマンを抜き2位になりましたね。
皆さんが介護ソフトを選ぶときに重要視していることはなんでしょうか?
「料金」や「使いやすさ」などで選ぶことも大切ですが、同時に「シェア」や「導入数」を見ておくことをオススメします。なぜなら、導入数が少ないソフトの場合、将来的に運営会社が倒産したり、介護ソフト事業から撤退してしまう可能性があるからです。料金や使いやすさで選んでも、数年後にそのソフト自体が無くなってしまったらしまったら意味がありません。
介護ソフトは、介護事業所の基幹システムとして導入することがほとんどです。はじめて介護ソフトを導入する場合や、選び方の基準が明確ではない場合は、多くの事業所で選ばれているソフトから試してみるのがいいでしょう。今回は介護ソフトを展開する大手5社のシェアを比較してランキングにまとめてみました。
順位 | ソフト名 | シェア | 導入数 | 運営会社 |
1 | ほのぼのNEXT | 33% | 72,000 | NDソフトウェア |
2 | カイポケ | 21% | 44,000 | エス・エム・エス |
3 | ワイズマン | 20% | 44,000 | ワイズマン |
4 | カナミック | 19% | 40,500 | カナミックネットワーク |
5 | ケアカルテ | 6% | 14,000 | ケアコネクトジャパン |
介護ソフトのランキングでは切り替えの費用や導入後のサポートで評価していきたいと思います。データ移行やスタッフの使いやすさなどを重視するニーズはかなり高くやはりカイポケの無料サポートが魅力的です。変更後に限らず介護ソフトの導入サポートは必須だと思うので、初期費用無料でサポートしてくれ最大36ヶ月無料のカイポケを優勢と評価しました。
※ランキングはサイト内の料金、機能、サポートの比較で判断しており、情報は各社のHPや営業資料を参照しております。
順位 | ソフト名 | 会社名 | 費用 | 介護保険請求 | タブレット | 業務改善 | 機能 |
1位 | カイポケ | エス・エム・エス | 安 | ◎ | 〇 | ◎ | ◎ |
2位 | ケアパレット | NDソフトウェア | 中 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
3位 | ケア樹 | グッドツリー | 安 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
4位
|
すぐろくホーム |
ワイズマン
|
高 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
5位
|
カナエルタッチ | カナミックネットワーク | 中 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
もくじ
介護ソフトのシェアは大手5社で大部分を占める
介護ソフトは、料金の安さや機能の豊富さなどによって多くの種類が存在します。しかし、最終的に選ばれて使われ続けている介護ソフトのシェアは、今回ランキングで選出した5社にほとんど集約されます。(※これ以降の介護ソフトの導入数は5000程度になり、一気に少なくなる)
さらに言えば、5社の中でも上位4社が圧倒的にシェアが高いことが分かります。介護ソフト選びで迷ったときには、まずこの4社から見てみるのがいいでしょう。
シェアで介護ソフトを選ぶ注意点
介護ソフトのシェアは導入数をベースに算出していますが、これには1つ注意点があります。さまざまなサービス種別に対して展開している介護ソフトと比較して、あるサービス種別に特化した介護ソフトはどうしても導入数が伸びないため、ランキング上位にはなれないということです。
シェアランキングの上位に入っていないと使いづらいソフトなのかというとそうではありません。例えば介護ソフトの「ケア樹」は訪問介護に特化しているため、導入数こそ限られますが「使いやすさ」には定評があるソフトです。訪問看護のソフトで選ばれる「iBow」などもそれにあたります。
実際に介護ソフトを選ぶ際には実際に機能や現場スタッフの使いやすさを検討しなければいけません。せっかく導入した介護ソフトをスタッフが介護現場で上手く使えず、介護ソフトによって業務効率が低下してしまう危険性があります。
また2021年度の介護報酬改定で利用者情報・サービス内容等の情報を集める「CHASE」と、リハビリ情報に特化した「VISIT」が合わさり、科学的介護情報システム「LIFE」に統合されたりと日々変化をしているので、それにしっかり対応できているかも選ぶ際のポイントにしてください。
導入するソフトを決める役職の人が「介護ソフトのシェアランキング1位だから」とか「他施設も使ってるから」とかで決めるんだろうけど
作業療法ってまだまだ知られてないなってここでも思う— あやこ (@okaya__ayako) October 3, 2020
サービス種別ごとの介護ソフトの比較ランキングも載せておくので、シェアランキングと一緒に見ながら介護ソフトを選ぶのがいいでしょう。
訪問介護ソフト比較ランキング一覧
第1位 カイポケ
訪問介護、訪問看護、開業と幅広くカバーしている介護ソフト。2021年度報酬改定、LIFE(科学的介護情報システム)対応。開業へのサポートは珍しくフランチャイズとは違う手厚いサポートが充実。
事業計画書作成や、国保連請求、訪問記録を簡単にし業務改善に貢献します。介護向け求人サイトのカイゴジョブの運営をしているため求人サイトへ無料で広告掲載できます。チラシの作成機能、スマホやタブレットでスケジュール登録管理や看護記録作成が簡単にでき、転記作業がなくなります。全国30,000以上の導入事業所があり新規導入数No.1の介護ソフトです。36ヶ月の無料体験があるので安心して導入できるのでおすすめです。
スケジュール登録管理
看護記録作成
実績管理
医療・介護・利用者請求
報告書作成
国保連請求・レセプト等
第2位 ケアパレットホーム・ナース(ほのぼのNEXT)
訪問看護計画書確認や、訪問記録・看護記録を簡単にし業務改善に貢献します。クラウドサービスなので地震や停電・水害・PCウイルス等から大切なデータを守ります。サーバの管理やバックアップ・バージョンアップの手間もなくICT化に貢献します。
ケアパレットホーム・ナースは訪問先での利用者の最新情報や履歴確認、実績登録や記録入力が可能です。
タブレットやスマホで入力できるため訪問担当職員の直行直帰が可能になります。
訪問看護(介護・予防・医療)
訪問入浴(介護・予防)
定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス
訪問リハビリ(介護・予防)
障害者サービス(居宅介護・重度・移動)
国保連請求・レセプト等
第3位 ケア樹(けあき)
計画・記録・請求・分析業務など一連の業務をICT化し、業務改善を支援するクラウド型ソフト。
介護保険請求のデータは、国保連合会へインターネット伝送で簡単に送信し、請求結果もシステム上で確認が出来ます。
また利用者請求の入金・未入金管理などの機能もあります。
介護予防・日常生活支援総合事業
訪問介護
訪問入浴介護
訪問リハビリテーション
通所介護等
第4位 すぐろくホーム・メルタス(ワイズマン)
すぐろくHomeは訪問時の記録、書類の作成、計画変更の共有など、訪問看護や訪問介護サービス業務のお悩みを解決する介護ソフト。
訪問看護計画書確認や、個別援助計画書確認、訪問記録・看護記録を簡単にし業務改善に貢献します。タブレットで利用するので、訪問先や移動中の隙間時間など、いつでもどこでも必要な業務を簡潔的に効率良く行うことができます。ワイズマンが提供するメルタス”MeLL+”をプラスすれば、医療機関や他サービス事業所など、事業所内から法人内へと情報共有エリアを広げることができます。
利用者情報
支援ノート
訪問記録
訪問看護報告書
温度版(バイタル)
ワイズマンSPシステムとの連携
国保連請求・レセプト等
第5位 カナエルタッチ(カナミックネットワーク)
クラウド型介護ソフトで報酬改定に伴うサービスコードや算定ロジック、帳票様式等の更新はカナミックネットワークが無料で行ってくれます。ICT活用による加算取得や要件緩和に合う機能と運用方法を提案しお悩みを解決する介護ソフト。
全ての事業者に、LIFEへのデータ提出とフィードバックの活用によるPDCAサイクルの推進・ケアの質の向上を推奨。
またカナミッククラウドは在宅医療をはじめ、訪問看護・訪問介護に特化した情報共有システムです。
デイサービス・通所介護システム
施設・有老・サ高住システム
居宅介護支援システム
訪問リハビリ
障がい者総合支援
有料老人ホーム・高齢者住宅
国保連請求・レセプト等